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2012.12.31

ヒロッシーニ

本年もヒロッシーニをご利用いただきありがとうございました。
今年もお客様に支えられ、仕事納めとなるおせち料理を無事お渡しできることを嬉しく
また感謝の気持ちでいっぱいであります。本当にありがとうございます。
来年もどうか飽きずにお付き合い下さい。よろしくお願い致します。
スタッフ一同

そしてこの場をかりてのご挨拶として 2013年7周年を迎える2月1日よりイタリア食堂ヒロッシーニは
イタリア食堂の冠をはずし、「ヒロッシーニ」 のみとなります。

春に採れた天然のタラノメはパスタやサラダにするより天ぷらで食べるのがやはり一番美味しいと思っています。
夏に知り合いにいただいた天然の鮎は何もせず塩焼きで食べたいです。
イタリア料理店なのに秋にポルチーニは使いません。目の前で採れる りこぼうや栗茸が大好きで、
冬の大根は信州サーモンや寒ブリのあらと一緒に醤油で炊き、あら煮を作りたくなります。

22年の料理人生、何となく最近そういう料理が好きです。
私はやはり日本人なのだと感じます。そして佐久で生きています。
イタリア料理という枠だけにとらわれず、もう少し国境をなくして料理の幅を広げていきたいと考えていました。

そんな中先日、友人のブドウ栽培家と国産ワインを試飲する会をしました。その時にこの迷いが
私の中から消えました。イタリアのどの辺りの、どの人が作ったのか正直詳しくわからないワインを
まるで知っているかのように売ることよりも、小諸のマンズワインさんのスパークリングワインを飲んだり、小布施や塩尻、山梨など何となく 「女房の実家がその近くだよ」とか「昔住んでいたところがその村だよ」 などお客様と景色が見えるワインを楽しむ。

私が使う食材はできるだけ目の前の旬のものを使いたいと思っています。
なのにワインは知らない遠くのイタリアのものです。
何となく自分のやっていることの矛盾に気づきました。
そんなこともあり2月よりイタリア料理店という名ではなく、中山弘の22年間学んできた料理とワインをできるだけ提供したいと思い、店名を変えることにしました。もちろんパスタもピッツァもイタリアワインもスペインの豚もあります。
ただ、今まで以上にお客様はもちろん、食材、生産者の方々とまっすぐに向き合っていきたいと
思っておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
そしてみなさま良いお年をお迎え下さい。

ヒロッシーニ オーナーシェフ 中山 弘


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