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2014.12.21

誕生日嫌いな僕の話し…

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お客様や友人の誕生日、大切な記念日などをサプライズで演出することが僕は大好きです。みんなの驚く顔や喜ぶ顔が嬉しいからです。僕が思うレストランは、ただお腹を満たすための場ではなく、そんな心も満たす空間だと常々思っています。

今日僕は東御市にある大好きなフレンチレストラン『フルール ド ペッシェ モモカ』さんに、誕生日という記念日も兼ねてランチを食べに行ってきました。美しく盛り付けられた美味しい料理と柔らかなサービスで、久しぶりに素敵な時間を過ごすことができました。

そんな演出好きの僕ですが、じつは自分の誕生日をお祝いしてもらうことやプレゼントをもらうことが小さい頃から大の苦手です。こう見えて、めちゃめちゃ照れ屋なところもありますが、うまく言えませんがやっぱり苦手なのです。

12月はただでさえ忙しい年末なのに、勝恵、アダッチーニ、僕、そして高島健一とスタッフのほとんどの誕生日が続きます。そんな忙しい年末にそれぞれの誕生日のプレゼントを考えなくてはならず、僕はともかく、スタッフみんなにとってはやっぱりシェフの誕生日プレゼント選びは必死のパッチです。僕のいない時間、例えば賄いの時間や仕事が終わったあとなど真面目にミーティングが開かれ、LINEでは『シェフプレゼントグループ』までも作られてスタッフ間で情報交換などが行われています。なのでこの時期は変な質問がお店の中で飛び交います。
「シェフってウォーキングの時のシューズに何かこだわりありますか?」「シェフの最近のマイブームってなんですか?」「腹筋マシーンに興味あります?」「1万円あったら何買います?」など明らかにプレゼントモード全開の質問が毎日続きます。それでも僕は毎年「こだわりが強いから、もらっても使わない可能性が高いからプレゼントはいらないよ」と断り続けてきました。

そんな今年スタッフから、こんなことを言われました「それでも何かあげたいです。いつも貰いっぱなし、いつもおごられっぱなしでは申し訳ないんです。たまには下でもおごりたい、何かあげたい時もあるんです」っと…正直ハッとさせられました!

そんなことで、僕の中で今、めっちゃマイブームの白州のハイボールにちなんで、僕が欲しいハイボールのグラスと白州の12年をプレゼントしてもらいました。おかげで素敵な晩酌を過ごしています。シェフ

ここからはスタッフ宛のブログを書きます。

僕のお店は労働時間に比例するような給料を払えてません。思いっきり安月給のブラックなお店です。だから僕のプレゼントのためにお金を使ってほしくないのが一点、そして、それ以上に一ヶ月近く僕の誕生日プレゼントのことでみんなが悩んで話しあってくれていること、それだけで僕にとっては、もう十分過ぎるプレゼントだから、だから「プレゼントはいらないよ」って言うんだよ。

でも、こんなに美味しいハイボールが、人生で一番美味しいハイボールが飲めるのなら、来年も何かもらいたいかなって思いました。


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