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2016.02.19

”そんな”生産者さん

  
先日のラジオでもその話になりましたが、僕は一年の中で最も野菜が美味しい時期は2月だと思っています。
信州、特に佐久に住んでいると、2月がっと思われる方が多いと思います。
寒さ厳しいこの地では、年が明ければ野菜を作る人はいません。誰もがこの季節はスーパーに並ぶ野菜を買っているからそう思うと思います。

それでも、そんな寒さ厳しい2月でも美味しい野菜をヒロッシーニで提供できるのは、とても勉強熱心で、情熱あふれる有機農家「のらくら農場」萩原さんと「あさひや農場」関谷さんがお客様(個人宅配やレストラン、自然食品店など…)に向け色々な努力や研究、貯蔵庫の拡大などをして下さって、この地ではあり得ない3月近くまで買うことができるのです。

温室というより雪よけのためのハウスの中でポキポキに凍った小松菜やホウレン草など力強く育っている甘い葉野菜、雪の下で眠る畑のターツァイ、地下榁の中で保存された滋味溢れる大根やカブにゴボウや白菜、そして熟成されどんどんと甘くなるじゃがいもや人参、そんな野菜たちが皿の上に集まる季節が『この2月なのです!』
寂しいことにそんな美味しい野菜もあと数日で終わりになります…

そんな昨日、あさひや農場の関谷夫妻がランチに来て下さいました。今年の出荷が落ち着いたこともありますが、自分たちの作った冬野菜がFacebookでは見ているものの、ヒロッシーニでどんな風に料理され、お客様に出されているのか、そんな意味も含めて来店して下さいました。

佐久鯉の燻製に添えられた葉野菜のサラダとそのドレッシングや今話題のじゃがいものフリット、人参のクリームソースのパスタなどなど…他にも何皿かお出ししましたが、写真を撮りながら、作り方を聞きながら召し上がっていってくださいました。
多分、作り方などは大切な個人向け宅配のお客様に提案するためだと思います。
そんな遠くのお客様の食卓に並ぶ料理の提案になるなんて、ホント料理人冥利に尽きます!

自分で野菜を作って、きちんと箱詰めをし、宅配業者さんに責任を持って玄関まで届けてもらう、そして美味しく召し上がってもらうためのアイデアやレシピを提案をする。当然色々なクレームももらいながら…

僕は”そんな”生産者さんが大好きです。そして、”そんな”生産者さんを本当に尊敬しています。僕のお店は”そんな”熱意と責任感を持った生産者さんたちがいなければ成り立ちません…本当に本当に感謝しています。
もう少しで今シーズンの野菜は終わりますが、一年近く本当にお世話になりました。また来シーズンも変わらずよろしくお願い致します。

そして、これからはこのお二人の共通の有機仲間で、同じように情熱を持った茨城と千葉の有機農家さんの野菜を使わせて頂きます。重ねてよろしくお願い致します。 シェフ


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