ブログ
2015.07.26

夏の夜の夢…

  
昨日は佐久穂の祇園、そしてそれに重ねての町民祭り『さくほいいずら』が行われました。
昼間は子供みこしで賑わい、夜はお祭りの醍醐味ともいえる『花火大会』がありました。
意外にもヒロッシーナのテラス席から、生ビールを飲みながら、そんな花火を(夜空にきらめく大輪の花を)綺麗に見ることができるのです!
ヒロッシーナをオープンして3度目の夏、恥ずかしながら、僕は今更知ったのですが…

そんな素敵な花火スポットを教えてくれたのが、お店の野菜でお世話になっている『あさひや農場』の関谷さんと『のらくら農場』の萩原さんでした。
夕方、関谷さんより「今晩、萩さんと(萩原さんと)ヒロッシーナのテラスで飲んでるから仕事終わったら来てね」っとメールが入りました。結局合流したのは花火大会も既に終わって、もう22時近かったのですが…
二人曰く「素晴らしい花火スポットだよ」と言っていました。
来年はぜひ、生ビールを飲みながらの花火をオススメします。

『そんな関谷さんが、僕をお酒に誘った理由…』

こういうことを自分で言うのは、とても恥ずかしく、大変いやらしい話しなので、気が引けますが、関谷さんに言われたとても嬉しい話しだったので書かせて下さい。

ご存知のことと思いますが、僕が経営するヒロッシーナは、8月いっぱいで終わります。9月1日からは、僕の下でずっと頑張ってくれた足立夫妻が経営します。みなさん変わらぬご支援をよろしくお願い致します。

そんな急な話しの中、関谷さんより(ここからは関谷さんとサシ呑みです)
「農家のみんながそうかは、よくわからないけど、僕はヒロッシーナさんに色々とお世話になった。正直、僕自身はジャガイモくらいしか、付き合いは無いけど、初めて作った人参ジュースをお店に置いてもらって、一生懸命売ってもらっている。本当は僕が営業しなければいけないことを、薄い利益にも関わらずヒロッシーナさんがやってくれている。多分それは萩さんも礒辺くん達も(いそベジ農場)思っていることだと思うよ。
だから、そのお礼というか、ヒロシさんありがとうの会というか、ヒロシさんお疲れ様でしたの会というか、正直、真夏の農家は、すごい忙しいけど、最後にヒロシさんと一緒に農家みんなで『夏野菜で乾杯&ヒロシさんお疲れさん会』のイベントでもやろうよ」っと言ってくれました。「実際忙しいから、来る農家は僕だけかもしれないけどね(笑)」っと…

これは勝手な僕の主観ですが、そうは言っても自分の誕生日には、やっぱり「おめでとう」と言ってお祝いをしてほしいものです、そうは言っても自分が会社を辞める時には、やっぱりみんなに「今までありがとう、お疲れ様でした」っと言われて、送別会をしてほしいものです。そうは言っても、こういうことは暗黙で言ってはいけないものなのですが…

関谷さん曰く「こうやって、自分とこの野菜を使ってくれるお店で、萩さんと生ビールを飲みながら花火を見れる! こんなお店、チョット前まで僕らには考えられなかったよ、自分の身銭を切って、町の生産者の物を色々使って、町の食材で美味しい料理を作って、みんなが集まる こういう場所を作って、本当にヒロシさんには感謝しているよ、別に足立くんが好きとか嫌いとかではなく、ヒロシさんがヒロッシーナからいなくなるのは、寂しいというかホントに残念だよ…」っと涙ながらに話してくれました。

…とはいえ、やっぱりこういう話は、自分では言ってはいけない話というのは、よくわかっています。それでもすいません。

2年前、「お誕生日おめでとう!」のように、沢山の人にお祝いをしてもらいヒロッシーナはオープンしました。
それから、わずか2年間という短い期間の経営でしたが、それでもいろんな苦労がありました。だから「今まで本当にありがとうね、お疲れ様でした」って言われるのは、やっぱり気持ちが救われます。そして、それ以上にやっぱり嬉しいものなのです。

僕は関谷さんと萩原さんと生ビールを飲みながら、花火を見ることはできませんでした。でも遠くから まだ聞こえてくる祭り囃子の笛や太鼓の音を聞きながら、心地よい風が吹くテラス席で大好きな友人と忘れられないお酒を呑むことができました。
そして、僕はそんなテラス席のあるお店を作った人間なんだと自分にご褒美をあげたのです。 シェフ

ちなみに、そうは言ってもイベント当日は、子供達に夏野菜のフリマをやってもらったり、とうもろこしを焼いてもらったり、生ビールサーバーを外に出して、テーブルにランタンでも着けて、短い信州の夏を楽しもうか!とか、どの農家さんのトマトが一番美味しいか選手権やトマトぶつけ大会、闘牛に街の中を追いかけられる大会などやろうかと!イベントの企画話しで、ほとんどの時間を盛り上がっていたのですが…
日程は決まっていませんが、沢山の方に参加して頂ければ嬉しいものです。

2015.07.09

夢は口に出さないと…

  
夢は口に出して言わないと絶対に叶わない。
本当にそうだと思っています。

そして、大好きなことを一生懸命取り組んでいれば、きっと…

うちの息子は大の鉄道好きです。小さい頃のプラレールやトーマスなども好きでしたが、今は乗り鉄、撮り鉄などの鉄道マニアの方です。小学校5年生頃から学校だけでなく、休みの日でも どこかに出かける時は、必ずあの分厚い時刻表を持ち歩き、時間があれば時刻表を見ています。
小学校6年生の時に、3年生の妹を連れて、初めて二人っきりで大阪のおばあちゃんちまで行きました。それからは単身で四国や姫路、この春には倉敷まで行ってました。(当然青春18切符で)

彼の将来の夢は『水戸岡鋭治』さんのような鉄道デザイナーです。九州鉄道の列車のほとんどが、水戸岡鋭治さんが手がけ、最近では寝台列車「ななつ星」が一番有名なのかと思います。
また本州で唯一デザインされた列車が、ヒロッシーニの近くを走っている、しなの鉄道の「ろくもん」です。
そんな息子の影響からか、僕も最近はかなりの鉄道好きになっています。みなさん興味がないかと思いますが、僕の一番大好きな電車は、秋田新幹線『E6系こまち』です。そのこまちと東北新幹線『E5系はやぶさ』との連結で走っている姿は圧巻です!

そんな鉄道好きの息子の持つ『鉄道色の覇気』が呼んでくれているのかわかりませんが、
2015年は鉄道関係(JR)の雑誌の掲載が嬉しいことに、おかげ様で続いています。

3月のJR西日本の『旅の手帖 別冊』金沢新幹線開通記念号に「美味しい信州サーモンが食べれるお店」で掲載され

4月のJR東日本の主な駅にある 「びゅうプラザ」(旅行カウンター)におかれている女子旅雑誌『トランスペシェ』には「美味しい野菜が食べれるイタリア料理店」で載せて頂いています

そして今回7月1日より、JR東日本の 全新幹線(金沢新幹線、上越新幹線、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線)の全車両の前席ポケットに置かれている旅雑誌 (60万部)
『トランヴェール』に「きままな女子旅」・小諸 佐久地方の旅で「旬の野菜とバーニャカウダが美味しいお店」として掲載されました。

料理をはじめて25年、ちょうど同じ頃から連載が始まった料理雑誌『料理王国』や『料理通信』などやっぱり独立した以上、料理人である以上一度は載りたいという夢があります。

同じように独立をして、新幹線で東京に行く機会が増え、新幹線の中で読む『トランヴェール』にも同じように強い思いがありました。
『トランヴェール』は料理雑誌とは少し異なりますが、地方に大切な食と文化が丁寧に書かれ、新幹線で読みながら、今からでも予定を変えられるなら、仙台や山形、秋田あたりに旅に行こうかなって気分にさせられます…

ヒロッシーニも地元の食材を使った地方のお店です。そんな風に旅行の際には、お寄り頂き「思い出に残る一皿を」お出ししたいと常々思っています
そんな夢だった旅雑誌に掲載されたことは、本当に光栄なことで感謝しています。そしてそれ以上に、きちんと料理に向き合う姿勢をもう一度見直す機会を与えて頂き重ねて感謝しております。

14歳頃に「いつか自分のレストランを出したい」と言い続けて20年

「トランヴェールに載りたい」っと言って6年

「料理王国にいつかは載りたい」っと言って10年…
この夢はまだまだ大きな声で言い続け、まだまだ自分を腕を磨き続けていないと全然叶わない夢です。そんな夢があることは、逆に幸せなことなのです。

他にも声に出して叶えたい夢が沢山あります。
その一つに「息子がデザインしたリゾート列車に必ず乗る」これも僕の夢の一つです。 シェフ