夢は口に出さないと…

  
夢は口に出して言わないと絶対に叶わない。
本当にそうだと思っています。

そして、大好きなことを一生懸命取り組んでいれば、きっと…

うちの息子は大の鉄道好きです。小さい頃のプラレールやトーマスなども好きでしたが、今は乗り鉄、撮り鉄などの鉄道マニアの方です。小学校5年生頃から学校だけでなく、休みの日でも どこかに出かける時は、必ずあの分厚い時刻表を持ち歩き、時間があれば時刻表を見ています。
小学校6年生の時に、3年生の妹を連れて、初めて二人っきりで大阪のおばあちゃんちまで行きました。それからは単身で四国や姫路、この春には倉敷まで行ってました。(当然青春18切符で)

彼の将来の夢は『水戸岡鋭治』さんのような鉄道デザイナーです。九州鉄道の列車のほとんどが、水戸岡鋭治さんが手がけ、最近では寝台列車「ななつ星」が一番有名なのかと思います。
また本州で唯一デザインされた列車が、ヒロッシーニの近くを走っている、しなの鉄道の「ろくもん」です。
そんな息子の影響からか、僕も最近はかなりの鉄道好きになっています。みなさん興味がないかと思いますが、僕の一番大好きな電車は、秋田新幹線『E6系こまち』です。そのこまちと東北新幹線『E5系はやぶさ』との連結で走っている姿は圧巻です!

そんな鉄道好きの息子の持つ『鉄道色の覇気』が呼んでくれているのかわかりませんが、
2015年は鉄道関係(JR)の雑誌の掲載が嬉しいことに、おかげ様で続いています。

3月のJR西日本の『旅の手帖 別冊』金沢新幹線開通記念号に「美味しい信州サーモンが食べれるお店」で掲載され

4月のJR東日本の主な駅にある 「びゅうプラザ」(旅行カウンター)におかれている女子旅雑誌『トランスペシェ』には「美味しい野菜が食べれるイタリア料理店」で載せて頂いています

そして今回7月1日より、JR東日本の 全新幹線(金沢新幹線、上越新幹線、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線)の全車両の前席ポケットに置かれている旅雑誌 (60万部)
『トランヴェール』に「きままな女子旅」・小諸 佐久地方の旅で「旬の野菜とバーニャカウダが美味しいお店」として掲載されました。

料理をはじめて25年、ちょうど同じ頃から連載が始まった料理雑誌『料理王国』や『料理通信』などやっぱり独立した以上、料理人である以上一度は載りたいという夢があります。

同じように独立をして、新幹線で東京に行く機会が増え、新幹線の中で読む『トランヴェール』にも同じように強い思いがありました。
『トランヴェール』は料理雑誌とは少し異なりますが、地方に大切な食と文化が丁寧に書かれ、新幹線で読みながら、今からでも予定を変えられるなら、仙台や山形、秋田あたりに旅に行こうかなって気分にさせられます…

ヒロッシーニも地元の食材を使った地方のお店です。そんな風に旅行の際には、お寄り頂き「思い出に残る一皿を」お出ししたいと常々思っています
そんな夢だった旅雑誌に掲載されたことは、本当に光栄なことで感謝しています。そしてそれ以上に、きちんと料理に向き合う姿勢をもう一度見直す機会を与えて頂き重ねて感謝しております。

14歳頃に「いつか自分のレストランを出したい」と言い続けて20年

「トランヴェールに載りたい」っと言って6年

「料理王国にいつかは載りたい」っと言って10年…
この夢はまだまだ大きな声で言い続け、まだまだ自分を腕を磨き続けていないと全然叶わない夢です。そんな夢があることは、逆に幸せなことなのです。

他にも声に出して叶えたい夢が沢山あります。
その一つに「息子がデザインしたリゾート列車に必ず乗る」これも僕の夢の一つです。 シェフ

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