今年もまた

 春は苦味を 冬に眠っていた細胞を活性させるためとか。
ヒロッシーニではこの時期 ふきのとうをパスタやリゾットに使っています。
 野山に雪がなくなるとほとんど毎日まだまだ元気な父がランチにも使えるほどの沢山のふきのとうを採ってきてくれます。
おかげで春らしい味わいをお店で提供することができます。

 先日、暖かな日曜日、6才になる娘と散歩がてら
ふきのとうを採りに出かけました。
自分の小さかった頃のようにくつやズボンを泥だらけにして
「ここにもあった!」と楽しそうに採っていました。

 もう30年以上変わらず同じ場所で、ふきのとうを“今年もまた採れる”
感謝しなければと思った、そんな柔らかで暖かな一日でした。
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