見習っていきます

                                                                                                     

スパゲッティというのは デュラムセモリナ粉という小麦粉を練って作った
日本でいう うどんやラーメンのような・・・
ピッツァというのは 小麦粉で作った生地に
トマトソースとチーズをのせて焼いたお好み焼きのような

ヒロッシーニがオープンして約6年。
こんな料理説明をしたことは一度もありません。
ラーメンやハンバーグ・ピラフのようにそれは当然
ほとんどの人が知っている料理だからです。

今週 ヒロッシーニは日曜日、月曜日と連休をいただきました。
月曜日のランチは佐久市野沢にある 
スリランカ料理スジャータさんへ出かけてきました。

私自身スリランカ料理店は初めてで、スリランカの有名な料理言える?
ともし聞かれても まず答えられず、そもそもインド料理と何が違うのか?
それ以上に恥ずかしながら スリランカは世界地図の?
たしかこの辺りだったよな~ くらいで・・・
(スリランカの方々本当に申し訳ありません)

でもそんな私ですが、帰りには12月末のヒロッシーニ大忘年会の
予約をしてくるほど 気に入ってしまいました。
もともとカレーやナン、エスニック系の料理は大好きなのでそれもあるのですが
それ以上にホールスタッフの息子さん(スリランカ人とのハーフです)
の接客に感動しました。
「ロティーというのはナンより固い ~ 」
「カタロースというのは マグロを使った魚のコロッケです」

当然、どのお店も料理説明はしっかりとしているとは思いますが
今回はそういうニュアンスではなくて
たぶん日本の人はスリランカ料理を知らないと思う。
頼んで 「失敗したな」 っと思われないよう丁寧に説明する。
立地的にもわかりづらい場所にある中 わざわざ来てくださったお客様
という “一期一会” のような

そしてそれ以上に彼はスリランカの料理とお母さんのお店をとても愛しているのだなあと
そういうお店はお客様に直に伝わる。とても気持ちの良いランチでした。

「ご注文を繰り返させていただきます」「それではごゆっくりどうぞ」
全然違う方を見ながら 棒読みしている店員や何を頼んでも興味のない店員
お客様が料理を残しても気にならない料理人たち・・・

今朝は全員出勤、朝のミーティングは昨日の彼の話しをしました。
気を引き締めて 棒読みの一日にならないよう頑張ります。  シェフ

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