ヒロッシーニの畑の野菜はお客様用ではなく、
ほとんどをスタッフの賄い用として作っています
“みんなで作る畑”がテーマだからです。
 先日、その畑を父がトラクターでおこしてくれました。
これで今年の畑も終了しました。

 今年も父には、まだ薄氷が張る3月の川辺のクレソンに始まり
フキノトウ・タラノメにワラビ、秋の天然きのこに田んぼ
そして今は日中でもマイナス℃の野辺山に寒〆のほうれん草を
採りに行ってもらっています。
 そんな父の兄が先日亡くなりました。76才でした。
おじさんにはかわいがってもらっていたので、とても辛く、
私の親たちはもうそんな年になってきているのだと
実感させられました。
当たり前のようにトラクターをやってもらっていることや
そんな色んなことに本当に感謝しなければと強く感じました。
“当たり前の日常が消える瞬間” 
日本中が痛感した今年3月の東北の震災。世相を1字で表す今年の漢字は 「絆」 に決まり
当然、父をはじめ家族との絆。私を支えてくれているスタッフ達、
そしてその家族との絆を大切にしなければ
“あたたかいスープを一杯”
微力ながら被災地の方々にむけての義援金活動も
小さな絆として続けていきたいと思います。
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