うちの誕生日

 明かりを消して イタリア語のバースデーソングを流して・・・
お誕生日おめでとうございます (スタッフ一同)

ここ最近、誕生日の祝いをするお客様がだいぶ増えました。
時にはご予約のお客様全テーブルがっ!て時もあります。

特にヒロッシーニはバースデーケーキを作ってるわけでもなく・・・
チョコレートのプレートにメッセージを書くわけでもなく
歌のうまいスタッフがハモりながら唄ってくれるわけでもなく・・・
コースのデザートにカードとローソクをつけ
イタリアに行った時 ローマの駅のおみやげ屋さんで大量に買ってきた
日本でもある 開くと音楽が流れるメロディー付きカードのイタリア版(写真右)
「Tante  auguri ~ ♪ 」とかわいい声で唄ってくれる。
それを流しながら登場するくらいなのですが

先日、私の友人がお友達を連れて(共に女性)ランチに出かけてきてくれました。
そのお友達は全盲で、去年もうちでお誕生日のお祝いをしてくれました。
この音楽とローソク そして香りの立つバラを一本プレゼントしました。
とても喜ばれてお帰りになりました。
その日の夜、もう一度お礼の電話があり
その中で 「私は目が見えない分、音や香りに温度 お店の雰囲気に敏感で
そこで働くスタッフの言葉のトーンでそのお店の心遣いまでしっかりわかる」
と言っていました。とても嬉しい言葉をいただきました。

ここ最近、誕生日のお祝いをするお客様がだいぶ増えました。
時にはご予約のお客様全テーブルがっ!て時もあります。

私たちにとっては毎日のことです。
お客様にとっては一年に一度のお祝いです。
そんな大切な日を日常化させない魔法の電話をいただきました。   シェフ

未分類

次の記事

Three – Year Diary