畑のつぶやき
のらくら農場の野菜を購入されている方は御存知かと思いますが、
のらくら農場の萩原夫妻が毎月書いている「畑のつぶやき」、
送られてくる野菜の箱の中に入っています。
畑の苦労ばなしや、大自然のはなし、
畑の土壌ばなしや、病気のはなし、
おいしい野菜のレシピなど・・・。
毎月楽しく読ませていただいています。
(※詳しくは、ヒロッシーニホームページの『リンク』から、
のらくら農場さんのホームページへ)
その『畑のつぶやき』7月号より 抜粋
夏野菜が順調なのはよいのですが、トマト、インゲン、ズッキーニ、ナス、キュウリの
4種類はとれるときには、爆発的に採れてしまうことです。注文が来ようが、来まいが、
毎日採り続けなければならない。収穫をせず、置いておくと、作物は
「あ、もう子孫を残したから人生悔いはございません」とばかりに枯れ始める。
収穫とは、作物に「まだ子孫を残していませんよ。まだまだお若いですよ。」と
勘違いさせ続ける作業なのです。
収穫ってそういうことなんですね!知ってましたか?
萩原さんのこういう説明が大好きです。
先週くらいから、うちの畑のズッキーニが次々と枯れてきています。(写真)
「人生悔いはございません」って感じではなく、明らかに病気のようです。
毎朝、この畑のズッキーニの花を摘んで、その花の中に、
モッツァレラチーズを詰め、フリットにする、
ヒロッシーニの夏の定番メニューです。
毎年、9月いっぱいくらい提供できているのですが、
このままでは、8月いっぱいになりそうで・・・。
とりあえず、なんの病気なのか、萩原さんに聞いてみようと思います。
やはり、ヒロッシーニの畑は家庭菜園レベルです。
発芽をしなくても、「結局、芽は出てこなかった」で終わり、
成育が悪ければ、「雨が降らないから」
病気で枯れても「たぶん肥料が足りなかったね」
程度です。
無知はホントこわいです。
そして、プロの農家の方はホントすごいです。
さすがに今朝は、僕の心も少し枯れました。
シェフ